お待たせしました。ようやくホームページがリニューアルしました!
パンフレットも完成し、アミーゴ店内設置完了です。
今までシリウス☆ブログはイベントやレッスンのお知らせしかできていなかったのですが、今後は、犬と生活する上での役立つ情報や犬に関する
ちょっとしたことを色々更新していきたいと思います。
さて、私辻村はただいま1歳4ヶ月の息子がいる、母親1年生です。
母親業の先輩たちから「犬も人間も一緒よ!」と優しい言葉をたくさんかけていただいていましたが、
歩くまでに1年以上もかかる人間の世話はなかなか大変です(苦笑)
犬と赤ちゃんとの生活については、また別の機会に書きたいと思っているのですが、
最近読んでいる子育ての本に、こんなことが書いてありました。
「言葉で教えるのではなく、黙って、ゆっくり、行動で教えるのです。」
これは確かにドッグトレーニングと同じだと思いました。
犬が吠える、興奮する、いたずらをする、など、人にとって迷惑な行動をするとき、
「なんでそんなことをするの!」とイライラして怒ってしまいます。
でもその多くは、犬にとって自然な行動で、犬の世界と人の世界の違いに我々は困ってしまうのですが、
(これに関しては、ジーン・ドナルドソンの「ザ・カルチャークラッシュ」で分かりやすく書かれています)
まだ言葉の分からない幼児も同じことなんですよね。どちらも教える側は、相手が分かるようにゆっくりとこちらが望む行動ができるように伝えて、それが癖付くように繰り返すことが大切なのだと思います。
吠える犬に、吠える代わりに何をさせたいのか、飛びつく犬には挨拶の時にどうさせたいのか、答えは決して難しいことではありません。ただし自然に癖付いてしまった困る行動を変えるには、根気が必要です。そして、大切なことは相手が理解できる「ペース」を保って。焦りは禁物です。
人間同士は「模倣学習」が効果的なので、教えたいことをして見せてやると良いのですが、相手が犬だと模倣を上手くできません(というか犬が模倣できるような動きを人間ができません)。
なのでフードで誘導したり、望んでいる行動が出るまで待ったり、と少し方法は違いますが、相手がその行動ができるような環境を作って、その行動が出たら褒めて強化する、という点では同じですね。
先週のテーマ別クラスは「キッズクラス」でした。小学3年生の男の子と小学2年生の女の子が参加してくれました。
自分が主役!となると、子供たちの真剣さが違います(笑)。本当に上手にトレーニングができていました。
子供の頃は大人から教わることばかりなので、自分が誰かに教える経験ってなかなかないですよね。
犬を乱暴に扱わないように大人が監督する必要はありますが、子供が犬をトレーニングする機会はこれからも大切にしていきたいと思います。
辻村