(続)K9ゲーム出場メンバー紹介☆

前回のブログに引き続き、今年K9ゲーム公式大会に出場されるメンバーを紹介します。

まずは、チーム☆オリオンのメンバーから

高橋のあちゃん

[のあ、チワワ×トイ・プードル、3歳、♀]

のあちゃんが初めてシリウスの教室に来たのは、シャイドッグクラスでした。その後、色々なレッスンを進めるうちに、飼い主さんとのトレーニングが大好きな子になりました。のあちゃんが一番好きなトレーニングは「イヌとワルツ」です。音楽が流れる中、オスワリやマテ、スピンやお手など目を輝かせてしてくれます。『お母さん次はどの動き?』とリズム感よく音楽に合わせて体を動かす楽しさを表現してくれます。

ただ1つ問題なのは、マイペースなところです(苦笑)。さっきまで楽しくゲームの練習をしていたのに、のあちゃんにしかわからないタイミングで突然どこかに行ってしまったり、飼い主さんのコマンドが耳に入らなくなる時があります。昨年はチーム☆シリウスの応援に来てくれていましたが、今年は出場メンバーとしての参加です。大会中、集中が持って、教室での明るく楽しそうなのあちゃんの姿をみられることを期待しています♪

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[ポッキー、キャバリア、3歳、♀]

ポッキーちゃんは、2年近く、ほぼ毎週K9ゲームクラスに通い続けてくれています。でも今年初出場な訳は、とてもハイテンションで人や犬が好きすぎて大興奮してしまうという問題をどう克服するかが課題であったためです。ポッキーが今回チャレンジするのは、K9ゲームの中で、最もハイレベルな競技、テイク&ドロップです。ポッキーはトレーニングが大好きで、一度覚えるとどんどん喜んで自主練してくれるので、難しい競技も楽しく笑顔で頑張ります。

人や犬がたくさん会場で大興奮してしまわないか少し心配ですが、ポッキーなら今までたくさん楽しく練習してきた成果を大会で発揮してくれると思います。

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[バトー、M.ダックスフント、7歳、♂]

バトーはシリウスの教室に参加してくれるようになったのは、昨年からですが、それまでも他の教室でレッスンを受けてこられているので、トレーニングが大好きで、犬との接し方もよく知っています。職人肌というか、トレーニングモードと遊びモードで動きがガラッと変わるのが興味深いです。7歳ですが、新しいトレーニングにも積極的にチャレンジする子で、飼い主さんと何かをすることが本当に好きなんだな~と思います。今年はジョーパップリレーに出場します。足元での8の字も、ロールオーバーも、出場が決まってから練習を始めて習得しました。精神的にもタフな犬で、他の犬と挨拶するときも、威風堂々とした態度で接し、軽くちょっかいを出して楽しむ姿がバトーらしいです(苦笑)。K9ゲームに興味を持たれて、シリウスに来ていただいたので、大会でぜひ楽しんでもらえると嬉しいな、と思います。

続きまして、チーム☆シリウスです。

チーム☆シリウスは、これまで2回以上出場してくれているメンバーさんと、過去に1回出場した子とその弟(初出場)で構成されています。過去に出場経験がある分、K9ゲームの楽しさも難しさもご存じのメンバーさん達。練習の成果が発揮できることを祈っています!

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左後からコパン(T.プードル)、プッチ(T.プードル)、左手前からキャリー(T.プードル)、雛乃(T.プードル)、リキ(A.コッカースパニエル)

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[リキ、A.コッカ―スパニエル、♂、4歳]

今年が3回目の出場になるリキ。食べ物以上にオモチャが大好きな犬です。今年のK9ゲームはリキにとって大きなチャレンジの大会でもあります。まず、今まで参加してこなかった「ドギーダッシュ」に挑戦すること。この競技は単に足の速さを競う競技ではありません。このゲームの本質は、「犬の興奮をハンドラーがコントロールすること」です。リキは、これまで、隣の犬を追いかけてしまう危険性がある、ということで、ドギーダッシュのメンバーからは外れていました。真横で自分と同じようなペースで動く物を追いかけてしまう衝動は多くの犬が持っています。それでも、その衝動に打ち勝ち、呼び戻しをかけているハンドラーの元に走り込むというコントロールが「ドギーダッシュ」には求められています。そして、走り込んだ後に、ハンドラーに飛びつかずに素早くオスワリできるかどうかが勝敗を左右します。コースアウトしないように、飼い主さんがレーンの途中で待ち構えているのですが、最近では、足の速いリキが飼い主さんを追い抜かしてゴールしてしまいます(苦笑)。本番、どこまで勝ち残れるか、楽しみです。

もう一つは、「トイ・レトリーブ」いつも教室に入ってくると、まっさきにオモチャが落ちていないかチェックするほど、オモチャが大好きです。ぬいぐるみが好き過ぎて放せない、コントロールが効かなくなる、といった問題があり、今までトイ・レトリーブには出場してきませんでしたが、今年はいよいよ挑戦します。練習では随分コンスタントにおもちゃをレトリーブできるようになってきました。本番では練習とは違う新しいオモチャが並び、興奮してしまう可能性も高いですが、なんとか落ち着かせて、1つでも多くのオモチャを持ってきてもらいたいです。

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[雛乃、T.プードル、♀、4歳]

雛ちゃんは、今年で4回目の出場になります。体重1.5kgとは思えない、パワフルで、どんなにトレーニングをしても食欲が落ちることのない胃腸の強さ(驚)、心臓に毛が生えているような頼もしさ、まさしく肉食女子、です^-^/

去年から雛乃ちゃんが挑戦している「テイク&ドロップ」。この競技はバック、右、左の遠隔操作に加え、指示でオモチャをくわえる、放すを行わないといけないので、ダブルで難しいのです。スランプの時期が続いているかと思えば、スッと雲が晴れたようにうまくできるようになったり、と飼い主さんもトレーナーも試行錯誤しながらトレーニングを進めていますが、大会では、緊張という言葉を知らない雛乃ちゃんが、最高のパフォーマンスを見せてくれることを期待しています。

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[コパン、T.プードル、10歳、♂]

コパンは4年前にシリウスが初めてK9ゲームのチームを結成した時に参加してくれました。その時は奥様がハンドラーだったのですが、今年は初参加のご主人と弟(プッチ)と一緒に2回目の出場です。

真面目で賢いコパン君。いつも飼い主さんの横にぴったりくっついています。少し怖がりで、家族以外の人に触られるのが苦手ですが、今回は「リコールリレー」に挑戦します。リコールリレーやドギーダッシュで、重要なのは、スタート時に、ホルダーさんに首輪や体を捕まれること。これができないと、競技が成立しません。あたりまえのことをしているように見えますが、意外と苦手な犬は多いのです。コパンももう10歳ですが、頑張って練習しています。ご主人とのワルツも見ものです^-^

プッチ

[プッチ、トイプードル、4歳、♂]

コパンの弟、プッチで、今回初参加です。真面目なお兄ちゃんに比べると、明るく前向きなタイプ(笑)プッチは家族以外の人も大好きなので、「ジョーパップリレー」に挑戦します。ジョーパップリレーは8の字、ジャンプ、ロールオーバーなどのトリックを、飼い主さん以外のメンバーさんの指示で動く必要があります。なので、「飼い主の言うことだけなら聞ける」犬ではゲームが成立しません。そして、よく起きてしまうのが、呼んでいるメンバーさんを通り越して、飼い主さんの元に走って行ってしまうこと。この失敗が起きないように何度も練習します。どんな課題が出されるか、本番まで分からないのもこのゲームの特徴です。ポジティブなプッチならあまり緊張せずに本番も取り組めると思います。

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[キャリー、T.プードル、♀、3歳]

今回3回目の出場になるキャリー。おっとりとしているけど、ちょっと繊細な面もある、かわいい女の子です。今年の個人競技では、「ディスタンスキャッチ」に挑戦します。キャリーがキャッチしやすいように、と飼い主さん手作りのオモチャで挑戦します。この競技は、2回挑戦して、より遠くでキャッチできた方が記録として残るのですが、2回とも失敗してしまう犬も多く、記録を残すことが一番難しいのです。キャリーは、練習では成功率は8割以上。いつも通りの実力が出せれば、かなり良い成績が残せるのでは、と期待しています。

膝の上に乗せると、いつまでも大人しく乗っているような子で、大きな物音や喧噪が苦手です。大会ではBGMやマイクを通した声が常に鳴っていますので、それに圧倒されないでくれるといいな、と思います。

以上、10頭の犬たちとハンドラーさんが、5月31日に神戸・サンボーホールで開催される西日本大会に出場します。また、同日午前中には、シングルK9やK9アドバンスも開催されます。シリウスの教室からも2頭のワンちゃんがシングルK9で出場します。個人で出場できますので、ご興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

(辻村・堀井)

 

 

 

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