先日、防災週間(8/30~9/5)に合わせて、人と自然と動物との共生をめざす
「MAHARO」さんのコラムに「クレートトレーニング」に関する記事を執筆
させていただきました。
クレートトレーニングの他に、非常持出袋「だいじょうぶ」も紹介されています。
小さい頃から教えておくと絶対に便利なクレートトレーニング。
記事のモデルになっている、うちのチキート(パピヨン)も、
クレートトレーニングができているおかげで、教室に連れて行くことができます。
もしできていなければ・・・とてもレッスン中に静かに(時々吠えていますが^^;)
待たしておくことはできません。。。
うちの子供もそうですが、最近の子って後部座席のチャイルドシートで
大人しくしている子、多いですよね。そんなに意識して慣らした訳ではないですが、
生後すぐから車に乗せるたびにチャイルドシートに座らせていると、それが普通になっています。
私が小さい頃は、ほとんど普及していなかったですし、
大人も、「子供がそんなところで1人でじっとしているはずがない」という
イメージが強かったようです。法律が厳しくなるまでは、普段はお母さんの膝の上にいたりして、
たまにチャイルドシートに乗せると大泣きして、やっぱり無理ね、と膝の上に戻る、
そんなことをくり返していたのではないでしょうか。
クレートも同じようなものですね。子犬の頃からやっておくと、人にも犬にも、なんてことはない
すごく簡単なトレーニングです。入るのが当たり前で、自然なことになります。
目隠しも簡単にできますので、犬も入っている間は、周りの環境にいちいち反応する必要がなくなり、ゆっくり休めます。
良いことづくめなのですが、良さを知らない人にとっては、敬遠しがちなアイテムです。
どうしても、犬を檻に閉じ込めている、という印象が強いんですよね。
そして、気が付いたらもう成犬。成犬から始めるとなるとちょっと難しい。難しいといっても、
ポイントは、「根気よく」そして「無理強いしないこと」、この2点だけなんですが。
トレーニング方法についてはコラムをご覧ください。
災害時、犬との同行避難が必要になった場合、一番求められる行動は、クレートなど、狭い空間で
静かにしてくれていること、です。うちの犬はできないな~と思ったら、今からぜひ根気よく始めてみてください。
辻村